業者の変更による、品質の変化…(発注元も注意)
昨日、前職時代に加入していた健康保険組合からの電話…
「封書が届いたんですが、中身が無いっていないので、お電話を…」
あぁ、やられた…
私は、郵便を「全く」信用しておりません。
(郵便物を遺失されたり、クレジットカードを誤配されたり…)
今回、傷病手当金の支給申請書を送付したのですが、どうも、途中で封が開いてしまい、封筒のみ到着したみたいです。
私が使ったのは、「郵便書簡」(ミニレター)と言う商品で、
「封筒型に組み立てられる便せん」の形をしており、「アラビア糊(水を付けると付く糊)」が塗付しており、封筒として形成され、中に25gの重さまでの同封物をいれて送付することが出来、(郵券代)63円で販売しています。
はがきと同じ値段で、定形郵便より安く、封筒を用意しなくていいため、このように書類のみ送付するときは重宝しています。
さて、前職で、封入封緘業務をしていたのもありますので、知識があるのですが、この糊、結構難しいんです。
まず、糊の使用期限。
アラビア糊も原料にゴムも含まれているので、結構「経年劣化」します。
封筒に使用する糊で半年~1年ほどが推奨使用期間です。
また、水につけて貼り付けるので、保管環境にも左右されます。
直射日光はもちろんのこと、湿気のある場所でも劣化します。
前職の時によくありましたが、
「届いたときに封が剥がれ掛かっていた(開いていた)…」
まぁ、今回は開いてしまって中身が脱落してしまったのだと思います。
今回購入したのは、9月に沖縄で購入した分です。
郵便書簡自体そんなに頻繁にでる商品では無いのですが、
最近、メルカリなので小物(カードなど)発送とかに使用されることもあり、
ある程度の認知があります。
しかも、最近、製造業者の変更があり、従来は折りたたまれて販売されていましたが、
現在は、展開された状態で販売されています。
購入したものは、展開されている物なので、最近の商品と思われますし、
切手など販売物の殆どは、アラビア糊を使用しているので、保管も徹底されていることでしょう。
今回の購入時も、レターケースから販売されていましたので、直射日光などでの劣化は考えにくいです。
私も、経験上、アラビア糊への水加減はある程度なれていましたので、
付き具合が弱いときには、通常の糊などでの補強もしますが、
アラビア糊との相性もあるため、のりの種類も考えなくてはなりません。
今回貼り付けするときに付きが甘い感じはあったので、若干不安でしたが、まさか、的中してしまうとは…
と、自己反省しつつ、やっぱり品質はきちんと確認しないと行けないと思いました。
中身の書類は、こちらの配送局にて発見され、私の手元に戻りましたが、
元の郵便書簡を販売したのは、郵便局ですので、ある程度の憤りはあります。
毎度思いますが、信書を扱いのが独占というのは如何なものですかねぇ…
だからといって、ほかの業者さんが扱える商売(採算)では無いですし…
やっぱり、日本郵便株式会社は、信用出来ません…(経験からの私感です。)