日々雑記#159 – 2023.11.6

日々雑記

「地域密着」と「資本主義」の両立は…

阪神タイガースが38年ぶりの日本一だそうで、おめでとうございます。

タイガースの地元、大阪では、大盛り上がりの報道もみられます。
(本拠地、甲子園は兵庫県なのでと言って正しいのか分からないので…)

オリックスも大阪のチームですが、前身もチーム的には神戸辺りなので、
盛り上がり方は違ったのでしょうね。(こちらの本拠地大阪ドームは大阪府)

まぁ、どちらにせよ、関西圏の盛り上がりは凄いものになっていました。
(今勢いのある日本保守党が、要因の一つとして、演説をキャンセルするほどですからね。)

さて、この盛り上がり方をしたいのは、本来「Jリーグ」が目指している光景なんですよね。

「Jリーグ」は地元密着を根付かせるため、企業名を前面に出したチーム名の命名を許可していませんし、企業チームという形態も許可していません。

確かに、野球の球団の歴史を見ると、チーム母体の企業により、本拠地の移転や親会社の意向で消滅・合併が有りますので、企業依存は避けたいのでしょうが…

Jリーグも、私の当初応援していた「横浜フリューゲルス」は合併にて消滅しました。
(横浜Fマリノスには、早急に’F’を取っていただきたいと”個人的には”思います。)

本当に企業母体というのは悪なのでしょうか…

確かに、地域密着の理念は素晴らしいですが、理想だけでは、飯は食えません。

この資本主義社会で、企業のスポンサー収入だけでスポーツチームを成立させるのは正直無理だと思います。

追い越す勢いのバスケットプロリーグも、Jリーグ同様、チーム運営に企業資金の補填を許可していません。

野球(NPB)が「是」とは言いませんが、野球のように年間試合数も多くなく、
国民の全年代に対しての認知度も大きく違います。

私たちのJリーグ創設時に中高生だった世代は、「プロ野球を凌駕するのではないか」と言われていた印象が強いですし、サッカーが好きだったので非常に興味がありました。

私は今では、サッカーをはじめとしたスポーツ観戦に行く事はありません。

もし、Jリーグ・Bリーグが「地域密着」等の理念を達成しつつ、各チームの「黒字経営」をリーグ登録(加入)要件として取り入れていくのならば、もう少し、経済を意識した改変も必要と感じます。

企業の資本が入っても、チーム・ファンの相互の地域愛が感じられるNPBを見て感じました。

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