焦りは禁物・平常心を保てるか…
本日5時、F1メキシコGP決勝でした。
日本人F1ドライバーの角田選手は、
部品交換のペナルティでスタートは生憎の20台中18番手スタート。
スタート時に、好スタートを見せシャンプアップ、
その後は着実にタイムを重ねるも、
1コーナーのオーバーテイクでタイヤを消耗してしまい早めの交換。
レース半分のところで、各車ピットインの中、8位を走行中に他社のクラッシュで、レースは中断。
レース中断時にタイヤ交換が可能で、
角田選手のみ一番持つタイヤを新品で所持しているという絶好のチャンス。
通常にゴールまで走れば、ポイント圏内でのゴールは確実との見方。
しかし、再スタート数週後の1コーナーで接触し、大きく順位を落としてしまい、結果12位で完走。
非常に残念な結果となってしまいました。
レースドライバーなので、勿論、闘争心・アドレナリンがでる中、冷静にいるのは非常に難しいと思いますが、相手は世界で20人しかなれないF1ドライバー。
彼らの世界では、個々での冷静さは、評価に直結します。
来年の契約は既に済んでいますが、今年の下位カテゴリの結果はまだ確定していません。
しかも、あの世界には限りませんが、契約などはあってないようなもの、
彼より優秀なドライバーが出てくれば容赦なく交代させられてしまう世界です。
私たちの日常において、そこまで極端なことはありませんが、
着実にゴールをしつつ、結果も残す。
簡単にはできませんが、これが求められるのがプロなのだと思います。