正規利用客の利便性低下は致し方ないのか…
今日は、渋谷へ行くための切符を買うためJRへ。
分割乗車券できっぷを(しかも往復で)買うので、
「えきねっと」だと都度都度決済で面倒なので、みどりの窓口へ。
窓口の職員さんから、券売機で他駅からの切符が買えなくなったことを知って、
とうとう、JR東日本も変えなくなってしまったかと…ちょっと残念な気持ちに。
(急遽、行程を変えたかったり、片道切符の追加区間買うときとか結構便利なのに…)
で、変えなくなった理由はやはり、「不正乗車対策」
まぁ、仕方ないですね。
我が侭な発券もみどりの窓口を堂々と利用出来るという言い訳にしておきます。
逆に駅員さんに申し訳なさそうに言われてしまいました…。
「いえいえ、面倒な発券させて、利益減らしているこちらにそんな…」
と思ってしまいます。
まぁ、こんだけ無人化で無人駅(改札)が増えると、やっぱり不正は増えるんでしょうね。
だからといって、赤字路線や売上げの低い駅に人件費を掛けることも難しいですし、
配置される職員(駅員さんや車掌さん)さんの職務モチベーションにも関わりますから、
無人化は避けられないでしょうが、
解決には結構な法改正と料金関係の規則を変更する必要があり、
紙発券自体を廃止しないと撲滅は難しいでしょうね。
2024年春から「新幹線と特急の乗り継ぎ割引」も廃止されますし、
乗車券と特急券を別に買う金銭的メリットもなくなってくるのでしょうが、
そのためには、運賃の損得がないようにしていただきたいものです。
(新幹線で東京へ行って、在来線に乗り換えても東京都区内は乗車券有効とか…)
どんな制度になっても不正する乗客が無くなることはないですが、
正しく乗車する乗客が金銭的・労力的にも損をしない方法を
鉄道各社で見つけてもらいたいものですし、
乗客が仕組みを理解出来るわかりやすい運賃体系も必要かと思います。
値上げや割引の廃止は致し方ない部分もあります。
顧客に媚びる必要はありません、営利企業なんですから。
(公共面があると、不正防止のためにもある程度は納得させる説明も必要なんですね。)