令和4年度確定申告のやり方(スマホ版)

令和4年度の確定申告のやり方iDeCo(小規模企業共済等掛金控除)


申告準備 国税庁 確定申告書作成コーナー ~ 控除内容の選択


確定申告書等作成コーナートップ画面より、申告書の作成を開始(再開)します。

はじめから作成する場合
「作成開始」を選択

一時保存したファイル(.data)から
再開する場合
「保存データ利用」を選択

保存データ利用で途中から始める場合は該当の手順まで進んでください。


「作成のステップ」がポップアップで表示されますので、確認して[次へ]をタップします。


「作成する申告書等の選択」画面にて、

[所得税]・[令和4年度分]
を選択してタップし、

次の画面へ進みます。


「提出方法等に関する質問」画面にて、

Q.提出方法の選択~は、
 [e-Tax(マイナンバーカード方式)]

Q.証明書等のデータ~マイナポータルと連携しますか。
 [連携する]

を選択して、次の画面へ進みます。


「申告内容に関する質問」画面にて、

Q.申告する収入等をすべて~は、
 該当する所得をすべて選択します。

給与:給与収入
公的年金:年金収入
雑(業務・その他):個人事業主などの収入
一時:一時的な所得
特定口座の株式譲渡・配当:NISAは関係ありません。
前年からの繰り越した株式譲渡損失:
 昨年の確定申告等で控除しきれなかった損失

[確定]ボタンをタップします。

「申告内容に関する質問」画面
(つづき:給与収入~年末調整)

Q.お持ちの源泉徴収票は1枚~は、

[はい]
 ・給与収入が1カ所
[いいえ]
 ・給与収入が複数
 ・退職後に再就職などをした場合

Q.勤務先で年末調整~は、
 年末調整を行ったか否かで選択

Q.以下のいずれかの控除を受けますか。

確定申告をおこなうと、ワンストップ特例は無効になるので、ふるさと納税を行った場合は必ず[はい]を選択してください。

「申告内容に関する質問」画面
(つづき:年末調整後の変更・追加控除)

Q.以下のいずれかに該当~は、

[はい]
 ・年末調整時の記載金額からの変更・修正
  (扶養の変更・保険料の変更)
 ・iDeCoなど、年末調整時に
  確定しなかった控除額の追加申請
[いいえ]
 ・年末調整した控除額に控除額(内容)の
  追加・修正がない場合

Q.住宅に関する控除~は、
[はい]
 ・住宅ローン控除の適用開始年など
  (年末調整では控除できない場合)
[いいえ]
 ・住宅ローン控除中(年末調整済)

すべての質問に回答したら、
[次へ]ボタンをタップします。


申告準備 マイナポータル連携 ~ 控除証明書データの取得


マイナポータルアプリのインストールや、規約の確認ページです。

既にアプリを使用していて、同意する場合は、

[同意して次へ]をタップします。


マイナポータルアプリへ切り替わり、

マイナンバーカードの読み取り画面になります。

『利用者証明用電子証明書』(数字4桁)のパスワードを入力します。

[次へ]をタップすると、マイナンバーカードの読み取りをします。


マイナポータル連携で取得する情報の選択をします。

情報の内容を確認して、取得の可否を選択し、

[次へ]をタップします。


マイナポータルの画面(STEP1)へ推移しますので、

「上記に同意する」のチェックをつけて、

[次へ]をタップします。


マイナポータルの画面(STEP2)へ推移しますので、

[次へ]をタップします。


マイナポータル等連携プラットフォームの画面にて、

取得する控除証明書について「選択」欄のチェックボックスをつけます。

[次へ]をタップします。


「確定申告書等作成コーナー」の

「マイナポータル連携」の画面になりますので、

マイナポータルで選択した控除証明書について

確認をします。

反映させないものについては、各項目右上の[×]にて削除し、[削除を反映する]をタップします。

削除が必要ない場合は、[戻る]をタップします。


「取得情報の選択」にて、

追加取得等の選択をします。

[次へ]をタップします。


「xmlデータの読込」画面にて、

マイナポータルで連携するデータ以外の

電子データ(xml)ファイルがあれば、

「ファイルを選択する」横の[+]マークをタップして、

読み込むxmlファイルを選択します。

また、無い場合はこのままで

[次へ]をタップします。


収入等の入力


「収入・所得金額の入力」画面になります。

「給与所得収入金額」横の[>]をタップして、
給与収入金額の入力を行います。


源泉徴収票の読み取り・入力


源泉徴収票の年末調整有無により[+]を選択します。


スマホ・タブレットの場合は、源泉徴収票をカメラで金額を読み取りますので、[カメラで源泉徴収票を読み取る]をタップして読み取ります。

読み取った金額が、直接入力画面(次のステップ)と同様な形で入力されますので、金額の読み取りが誤っていないか確認します。


スマホで読み取れない、印刷していない等で直接入力が必要な場合はこの画面で入力します。


入力が終了すると金額入力された画面に戻りますので、
確認後。[次へ]をタップします。


給与収入と同様に各収入について各項目の[>]部分をタップして入力していきます。


控除等の入力


「控除の入力(1/2)」画面に推移しますので、控除等を入力・確認していきます。

マイナポータル連携や、源泉徴収票から入力されたデータが反映されていますので、必要に応じて、追加・修正します。

(上記の続き)

※令和4年10月の改正で、iDeCoを始めた方で、年末調整までに控除資料が間に合わず今回の確定申告にて「小規模企業共済等掛金控除」をされる方は、枠内の[>]をタップして、次のステップを参照して入力してください。

「寄付金控除」の枠にふるさと納税の金額を入力します。
 データ連係をされている場合は金額が入力されています。
 なお、金額は寄付額から自己負担分(2,000円)が引かれた
 金額となっています。

各控除額の確認が終了したら、[次へ]をタップします。


小規模企業共済等掛金控除 入力画面


「小規模企業共済等掛金控除の入力」画面となります。

『給与所得の源泉徴収票に記載されている金額』
iDeCo開始前に企業型確定拠出年金のマッチョング拠出をおこなっていた方で、源泉徴収票に内訳書きがされている場合は金額入力が反映されています。
(源泉徴収票に記入のない方で企業型確定拠出年金のマッチング拠出額がある場合は。下記で合算入力します。)

『確定拠出年金法の企業型年金・個人型年金加入者掛金(iDeCo(イデコ))』
「国民年金基金連合会」より郵便送付された、
「小規模企業共済等掛金控除証明書」をもとに金額を入力します。

金額入力・確認が終わったら、[次へ]をタップします。

確認画面にて、金額を確認して、[閉じる]をタップします。


「控除の入力(2/2)」画面に推移しますので、控除等を入力・確認していきます。

各項目は、マイナポータル連係データや、源泉徴収票から反映できるものは反映しています。

日本国外の配当金等があり、外国税額控除の適用がある場合は特に注意をしてください。

確認して、[次へ]をタップします。


「特定口座年間取引報告書」の申告がある場合は、
課税方法の選択が必要になりますので、選択をします。
(下の画像を参照)

前年の上場株式に係る繰越譲渡損失をする場合は、選択します。

「特定口座年間取引報告書」の[>]をタップして、入力を確認します。(下のステップを参照)

確認して、[次へ]をタップします。

総合課税と分離課税と確定申告有無についての参考画面

「特定口座年間取引報告書」データ連係の内容を確認します。

[訂正]を押して内容を確認し、
『読込データ確認』が、矢印の先の画像のように変更されていることを確認し、[次へ]をタップします。

追加費用がある場合は入力します。

確認して、[次へ]をタップします。

ふるさと納税の寄付金控除証明書をマイナポータル連携でなくxmlファイルで入力される場合は。画面に従ってください。


その他入力(住民税等・還付方法・本人情報の入力)


「住民税等に関する事項の入力」画面にて、各情報の入力をします。

特に注意する点は2カ所になります。

『給与・公的年金等以外の所得に係る住民税の徴収方法を選択してください。』(次ステップで解説します。)

『特定配当等・特定株式等譲渡所得の全部について、住民税で申告不要としますか。』
メリットが生まれる代表的な事象
・上場株式等の配当金を総合課税により申告、配当控除を利用する場合
・上場株式等の配当と売却損を相殺して税金の還付を受けたいが、社会保険料の負担増加は抑えたい場合

『給与・公的年金等以外の所得に係る住民税の徴収方法を選択してください。』

特別徴収:住民税の支払いを特別徴収(会社から天引き)します。

自分で納付:給与・公的年金等以外の所得に係る住民税は普通徴収(自分で納付)します。

給与・公的年金等の収入を会社に勘ぐられたくない場合は、「自分で納付」を選択します。(副業禁止の会社など)


「計算結果の確認」画面にて、
還付(追徴)計算額の表示と還付金の受け取り方法を指定します。

申告書に係る通知について受け取り可否を選択します。

選択後、[次へ]をタップします。

還付金の受け取り方法を選択します。

マイナンバーに公金受取口座の登録(連携)をしている場合は。
『公金受取口座への振込み』を選択すると、口座情報の入力は不要です。

また、マイナンバーカードでログインした場合は。今回の口座を公金受取口座に(登録)設定する選択もできます。


「本人情報の入力」に記載しれている内容を確認(入力・修正)して、[次へ]をタップします。


申告書等の送信


ここでの[帳票表示・印刷]は申告書等の提出前最終状態を確認できます。

[次へ]をタップします。

特記事項等、必要の応じて入力します。

[次へ]をタップします。


確定申告書データを送信します。

[送信する]をタップします。


確認画面が出ますので、

[送信を実行する]をタップします。


送信中画面です。

そのままお待ちください。


申告書作成・送信が終わりました。

お疲れ様でした。


「申告結果の確認」画面にて各内容の確認をし、

[次へ]をタップしてください。


データ保存等~終了


「送信票兼申告書等の印刷」になります。

確定申告等の表示の[帳票表示・印刷]ボタンをタップすると、PDFファイルをダウンロードすることができます。
申告書の控えとなりますので。必ずダウンロードまたは印刷して保管してください。

用件が済んだら、[次へ]をタップします。


入力データの保存は、マイナポータル連携や給与所得のみの場合などは、特段必要はありません。

書類の提出については、省略できる書類でも法定申告期限から5年間は保管(いつでも提出が可能な状態に)しておきましょう。

アンケートは任意になりますが、来年以降の申告がより便利になるよう、今回つまずいたところなどを回答しておくとよいでしょう。(できるだけご協力ください。)

[終了]をタップしてください。


[はい]をタップして終了です。

お疲れ様でした。

※万が一、申告内容に誤りがあった場合には、以下のように対応してください。

申告期限内の場合:もう一度「作成開始]から始めてください。
         上書きで再申告(申請)となります。

申告期限後の場合:修正申告が必要です。


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