お祭りは戻ったが、公共交通機関は戻らない。
毎年恒例の地元の祭りを回避するために、市外へ外出するか、家にいるのが基本です。
昨日は、模擬試験で脱出、渋谷で試験の後、キーボードの試打で新宿へ行き、夕飯を池袋で取って、21時過ぎに宇都宮駅に到着。
湘南新宿ラインを使用したので、埼京線に関する案内が多くあり、昨日は、川越・戸田方面での花火大会やお祭りのため遅延やダイヤ変更の案内が流れていました。
公共交通機関はコロナ禍を発端とした終電繰り上げ等があり、このように夜遅くまで利用者が多い状態に臨時に対応する形にしているが、首都圏などの場合は、このような対応でカバーできるが、我が地元宇都宮はどうだろうか…。
宇都宮駅に着いたら、丁度、お祭りも終わった直後で、帰宅につく人達が増え始めた。
想定通りの終わったすぐの時間帯で良かった。
悲惨なのは、帰路につく方達だ。
祭りの主催団体は公共交通機関を普段使用していないのもあるのだろう、帰りの公共交通ケアには力を入れない。
JRはもとより、通常時でも「時間通りに来ないで有名」な地元の路線バスも通常のダイヤ、
宇都宮駅以北の東北本線は、最近のダイヤ改正「ワンマン運転」というローカル線かしたため、
10両・15両編成の列車から、3~6両のローカル線へ豹変する。
同じ宇都宮市内の「岡本駅」へ帰る方でも、北へ一駅と言うだけで、ぎゅうぎゅうのローカル線へ。
南方面宇都宮市内駅の「雀宮駅」は先の10・15両編成(グリーン車付)なので問題ない。
また、日光線の「鶴田駅」は3両編成だが、こちらは「鶴田駅」は路線バスで均一区間内なので発車頻度も考えると路線バスの方が優位だが、その先の鹿沼市方面からの方は結構悲惨だろう。
もっと悲惨なのは、郊外へのバス。
通常時にも30分~1時間に1本というダイヤの上、昨日は土曜ダイア、残りの運行本数も少なく、時間によっては最終バス、乗客があふれ、お召しもは浴衣でも、外から見る様はまさに「通勤ラッシュ」さながら、しかも、始発の宇都宮駅でこの惨状なのだから、乗客が多い神社の前や東武駅のもよりバス停はもの凄くなっていた。(整理のための社員さんがいたが、1~2人では無理やろ…)
駅の東側なんかは、「宇都宮ライトライン」(LRT)は今月下旬のためまだ開通して居らず、交通網は西口のように充実はしていない、実際は見ていないが、想像もしたくない。
そんな中、ほとんどの路線を経由する最寄りの停留所に住むことを選択して良かったと思いゆったりした車両に乗車し、帰宅。(場合によってはタクシーを利用できる料金範囲)
マイカー派は、郊外化で街中駐車場のほとんどが祭りのため閉鎖しているため、結構歩く距離の駐車場に駐車する事になり、結局、メイン会場が移動の主要道路の一つなので、渋滞…。
(運転手さん、おつかれさま。)
宇都宮市は、ライトラインの開業に合わせ「MOVE NEXT UTSUNOMIYA」を標榜し、「交通未来都市うつのみや」を目指しているのだが、果たして、市民の公共交通利用率向上はできるのか、あまり期待しないでぬるく見届ける。(先日も書いたが、応援はしているし、公共交通機関の充実は大いに歓迎だが、正直、全くに近いほど期待できないので、見る目は冷静に近いが、観光資源等のつながりを考えると、市の経済を考えると、ほんとうに頑張っていただきたい。)
そういえば、来週、「うつのみや花火大会」じゃなかったかな。
あそこは、宇都宮東側(ほぼ真岡市・芳賀町)の鬼怒川河川敷だから、路線バスは一系統、臨時シャトルバスもあるけど、LRT敷設で車線数減少してるよね…ご苦労様です。
(私は、家の窓か、ライブ中継で充分です。)