先行利益の重要性
先日からの続いて「健康保険法」を254問。
社労士試験も、次回で3回目、
「三度目の正直」を実現させることを
唯一と言っていいほどのモチベーションにして
ルーティン化しています。
会社に入った時に、
「日商簿記2級」の取得が
チーフ(管理職)以上の昇格条件であり、
取得すると、月額手当(のちに一時金)が支給。
商業高校で簿記を学習していましたが、
高校は、「日商簿記」は任意受験だったのですが、
なぜか、二級の受験を2回ほどしました。
同様のレベルの簿記試験は合格していましたが、
残念ながら、高校在学時に合格することはできませんでした。
入社後の試用期間の間に、
簿記を勉強することが可能でしたので、
簿記の経験がない同期の2人に教えつつ、
6月に行われる試験に向けて、二級範囲の復習。
当時(平成8年)の試験時間は、
三級は午前・二級は午後に行われていたので、
今まで、二級に合格をしたことがないので、
今回の試験は、二級の滑り止めを兼ねて三級も受験し、
ダブルヘッダー受験にしました。
結果は、三級は良湯で合格。
二級は…なんと、合格基準点と同点!
そんな、そろそろ30年前にもなる資格ですが、
なんと、今でも合格の事実は有効なんです。
そう、たとえ、今、知識がほぼ皆無でも。
もし、今、現在の日商簿記二級を受験しても、
太刀打ちできないでしょうね。
なんせ、今の試験範囲は相当項目が増え、
今や試験もCBT(コンピュータ)試験となり、
今から合格するのは不可能ですね。
今まで、色々試験を受けましたが、
早めに受験して、早めに合格してしまうのが、
各制度や、法律が単純なうちに。
まさに、これが先行者利益の一つ。
と、今年の本試験と、
来年の試験法改正点を見て、
素直に感じたことです。
(令和7年度試験法改正点が多すぎ。)