イオンさんが攻めきれない宇都宮市
先月末、イオン系列のお店「フードフィット鶴田店」が閉店してしまいました。
どうも、宇都宮市にイオンさんは攻めきれないみたいです。
別に、イオンさんの反対勢力が幅を利かしている訳ではないし、
周辺市町村も不毛なわけではない(特に県南・県北は進出していて、不振でもない)のに、
何故かイオンさんが攻め切れていない。
宇都宮市には、イオンの前身でもある「ジャスコ」が2店舗あったが、
そこの跡地は、イオン関係ない施設になっているし…。
多分、宇都宮市って、一人勝ち(独走)している小売業が無いんだよね。
「たいらや」さん「ベニマル」さん「オータニ」さん「かましん」さん…
ドラッグストアも以前は地元「カワチ薬品」さん一強だったけど、
「マツキヨ」さんや「ウエルシア」さんが参入してきてから増えてきたし。
(ドラッグストアは全国的な流れだと思うけど。)
要は、宇都宮市の小売りで一人勝ちするのは非常に難しいんだなぁ…って。
コレは多分、市民性もあって、結構こだわりを持ってる人が少ない。
基準が「ブランド」ではなくて「近い」とか「いつも使っている」とかである種の「こだわり」がないんだね。
コレだと正直、地場・地元の企業も元気なくなっちゃうんだよね。
「企業(サービス)を育てる」意識が薄いから、乱立して、各社の(地場での)サービスが向上しない。
大手さんって、結構地元の商圏に合わせて戦略練るから、こだわりのない宇都宮市は市場としておいしくないんだなぁ…と思ったら、首都圏のチェーン系企業がなぜ、小山市(JR線)や佐野市・栃木市(東武線)辺りで進出がパタリと止まっている現状の一要因なんだと勝手に分析してみる。