日々雑記#485 – 2024.9.27

人生初のCBT試験

人生初のCBT試験を受験してきました。

受験した資格は、「国内旅行業務取扱者」

問題は、「旅行業法」・「約款」・「実務」の3項目で、
各6割以上の得点で合格です。

昨年までは、各受験地でのマークシート式試験でしたが、
今年からはCBT試験での開催です。

CBT試験とは、
テストセンターの施設で行う、PCを利用した試験で、
試験によっ方式がいくつか有りますが、
今回受験した「国内旅行業務取扱者」は、
一定の受験期間内に受験をする方式で、
問題は、ランダムで選択されます。

受験する席には、基本、一切の持ち込みはできず、
試験の部屋への入室前に全てロッカーへ預けます。

試験用の部屋に入ると、自習ブースのような席になっており、
周りの受験者は、同じ試験を受験しているわけでない
ので、電卓を使用する試験を受験している席からは、
電卓のキーをたたく音が聞こえます。
席には、耳栓があり、
会場によっては、イヤーマフの貸し出しもあるので、
よほど神経質でなければ問題はないと思います。

画面は、専用の画面で、受付時にもらった受験の注意書き
に書かれた「ログインID」とパスワードでログイン。
「チュートリアル」か「試験開始」かを選択します。

「試験開始」を押すと試験が開始、残り時間が減ります。
右上に残り時間、白黒反転(ライト/ダーク切り替え)、
配点を確認できるボタンと、
「試験終了」ボタンがあります。

右下は、
「あとで確認する」ボタン(問題にチェックがつけられる)
「戻る」・「次へ」ボタンがあります。
問題の移動は基本このボタンで行い、
今回の試験では、自由に行き来できました。
左下には、問題(問題の番号)を一覧できるボタンがあり、
「未回答」・「回答済み」・「チェック済み」等が表示され、
ダイレクトに移動できるようになっています。

問題自体の画面は、
通常の試験を同じように文章にて問題が表示され、
その下に選択肢が表示、
マウスクリックで回答を選ぶ形式です。
問題の形式によって、
チェックボックスやラジオボタンにて選択します。

問題文や選択肢は、
下中央のゲージで文字の大きさを変更できます。
基本、標準サイズに合わせて作成されているため、
アスキーアート的な表現を使用する問題は、
大きくすると、表示が崩れます。

「宇都宮駅ーーーーーーー鹿沼駅」的なもの

画面は、範囲指定や、書き込み、印付けは出来ないので、
何時のも「正しいものを選べ」の問題に○印をつける
などのテクニックは使用できません。

先にも書きましたが、
問題は、ランダムで選択(出題)されるので、
今までのように傾向対策は難しいですね。

今回「実務」の観光資源は、
過去問よりディープな内容が多く、
かなり苦戦しました。
実務の運賃問題も、
今までにない寝台特急サンライズの問題がでました。

業法・約款はたぶん問題ないと思いますが、
実務は結構ギリギリになるかと思います。

「試験終了」ボタンを押すと、試験は終了となり、
試験に関する説明書き(合否の通知方法など)の画面を
印刷して、ログアウトし、退室。

受付で印刷した紙を受け取って試験終了です。

問題や、回答は勿論、持ち帰ることは出来ず、
試験に使用する筆記用具・メモ用紙その他一式は
全て貸出・返却です。

受験票もなく、身分証提示で受付し、
先のログインIDの紙を受け取り入室。
という「試験を受ける」今までの常識(概念)をかる~く
打ち砕いてきました。

問題のランダムは運が関わってきますが、
ここら辺がうまく改善できれば、
試験を通年化し、何度でも受験を出来るようにして、
受験料を通年で回収できる仕組みが
出来るのではないかと思いますね。

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