日々雑記#31 – 2023.7.1

不謹慎?

昨日から、今日(現在も続いておりますが)、梅雨前線の発達・停滞による大雨により、
各地で土砂災害警戒情報が発出~解除~発出~と繰り返されています。

最近、予報精度No.1になったウェザーニューズ社の『ウェザーニュースLiVE』(YouTubeのチャンネル登録者数は100万人超)は、毎日5時~23時までキャスターと気象予報士による天気情報番組を行っており、それ以外の時間帯は、無人画面情報放送で、緊急の場合は有人放送を行い、24H/365D放送をしています。

番組下部には情報表示欄(ティッカー)表示されるが、社内独自の災害レベルにあわせ、
「Mスケール」と呼ばれる番組帯色を信号のように青(M1)~黄~赤(M3)へと変化する。

今朝は「災害級の豪雨」に相当のため赤(M3)表示となり、その後夕方までは黄(M2)、夜の番組では通常放送に戻った。
>生活に影響が出るレベルの放送で、大雨・大雪、猛暑時など。
>この場合は通常の進行をしながら災害情報に重きを置いて放送し、
>一部のバラエティー企画は中止、短縮される。

さて、今回私が疑問に思ったのは、黄帯時間帯の番組にて、キャスターが笑顔やトークコーナーで笑った際に、「M2なのに…」「黄帯なのに…」といったコメント。
また、切り抜き動画(切り抜きガイドラインにより二次利用の動画)でも、コメント欄には同様の不謹慎意見のコメント…
コメントを投稿する視聴者は結構放送に参加する視聴者に感じている。
上記のように、あくまで通常の進行がベースで一部のバラエティ企画が自粛をする。
全てを見ているわけではないので、全部の場面でこのようなコメントが出ているがわからないが、
上記の場面は、番組当初の挨拶場面や、「ライフスタイルリポート」紹介(日常の天気意外の出来事:ランチリポートや動物のリポート)場面で見られた。

確かに、黄帯とはいえ、九州地方を中心に大雨で被災している方々がいる。
でも、私が住んでる北関東は曇り空で時折、パラパラ雨が降る程度。

しかも番組のほとんどをが豪雨や交通情報、対策方法の情報発信などを行っていて、キャスター・細説の予報士さんの表情は真剣だ。

しかも、このコメントをしている方々は、被災のまっただ中にいるとは私は思えない。

万が一、私が被災者になったとしても、お堅い情報の連続ではこころが閉塞感に包まれそうだ。
時折の、日常や笑顔、スパイス的な笑いぐらいないと、やってられないと思うのだが…

こういう「不謹慎だ」とあげる暇があるなら、被災地に助けに行ったらどうや?
昔、「ファジィ」なんて言葉が流行ったが、今の日本に必要なのは、この「ファジィ」の意味する
「柔軟性」ではないだろうか。
今の日本はちょっと杓子定規すぎないか?
本当に余裕がない人が多いんだなぁ…
これが進むと、皆が嫌がる完全なる「管理監督社会」なんだけどなぁ…
「制御された『自由』を与えられた人間が進む先は…」なんてノンフィクション作品ができないように…

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