日々雑記#21 – 2023.6.21

>「米ギャラップが13日まとめた「グローバル職場環境調査」によると、
>仕事への熱意や職場への愛着を示す社員の割合が日本は2022年で5%にとどまった」そうで…

これって、終身雇用・年功序列型の日本型家族経営が破綻したってこと。
要は、経営者と従業員の関係性がドライになった事の表れだと思います。
会社は従業員を支える、その代わりに社員は支えてくれる会社を維持・発展させる。
善し悪しは別として、お互いに心が通っていたんですよね。
でも、今は、簡単に会社に文句を言いますよね、挙げ句の果てには労使関係の悪化。

日本以外でも、雇用関係にはある程度の問題がありますが、
あちらは、それなりの雇用法規で、問題や対立は法廷などでハッキリさせます。
しかもその後は、後腐れがなく、離れるも、再度協力・雇用維持するも気など遣いません。

日本は、基本的に従業員の法的保護が充実しているので、
社会的な問題(法令違反や信用失墜・経営阻害・背任など)が無ければ解雇はほとんどありません。
また、余程の事が無い限り、低評価や降格なども容易にはできません。
(私はこれで、会社で大きなミスをしたとき、上司に再チャレンジの機会を頂き助けられました。)

これから、日本の雇用関係については、従来型と欧米型に二極化すると思いますが、
今の私たちの世代(40代半ば)を区切りに雇用形態と労務関連法を分ける必要があるのではないかと思いますが、日本の政治家は年寄りばかりだし、管轄の厚生労働省は公務員なので、期待はできなさそうですね。

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