公共交通網の充実と健康の関係はあるのか…
本日は、昨日に続き、名古屋ガイシホールにてaikoLLP24名古屋2日目でした。
その前に、名古屋市内を観光…ではなく、
8日ということで、「一日乗車券」がお得に購入&利用出来るので、
各方面の市バスに乗車して町並みを観光…というか観察しました。
流石、大都市ではあり、路線網・バス停(鉄道駅)の間隔・運行時間も充実しています。
これにより、何が起こるかというと、
歩数がもの凄いのです。
地元の宇都宮市のように、
移動の主体が、「自動車」もしくは、免許非所有者が「自転車」が中心です。
主に、公共交通機関を利用する方は「交通弱者」と呼ばれる方や、観光客になりますが、
宇都宮市は、中心地が駅の西口にあり、今話題のLRTは東口にあります。
東口は、LRT効果があり、発展はしていますが、まだまだ観光資源はありません。
西口は、ほぼ市バスの「関東自動車(株)」の路線バスが中心となりますが、
路線バスの収益はお世辞にも良いとは言えません。
原因は、上記の宇都宮市の移動手段もそうですが、
バス路線利用者が少なく、路線の複雑化と運用ダイヤの頻度にありますが、
これは、利用者人口が増えないと、運行時間の拡大・運行便の増発は難しく、
いわゆる、「鶏が先か卵が先か」状態です。
先月下旬の大阪市・今回の名古屋市を見ていると、
人口が多いのがあるのは確かですが、宇都宮市の規模感から考えて、
路線網と運行便の改善により、車からの移行は十分に可能と考えられます。
(実体験を踏まえての素人考えなので、エビデンスはありませんが。)
宇都宮市みたいに同じ名前の停留所でも路線によりバス停の場所が違う場所でも、
わかりやすく、違う事が分かるような表記なので、イメージが付きやすい点も利用頻度が上がります。
乗り継ぎや目的地までの距離が近いので、結構歩数が増えるんです。
フレイル対策や運動不足解消による医療費軽減などが目的として考えられる
「宇都宮市健康ポイント事業」は大いに結構ですが、
「自動車から自転車・徒歩移動」のための都市環境の整備(公共交通機関&歩きやすい道路の舗装)
についても、スマートシティを目指す宇都宮市として考慮すべき事項と思います。
住民としても、個人の健康にしても、医療費削減にも繋がりますし…
とにもかくにも、早期のLRT西口延伸が結構、鍵になると思われます。